湿疹

湿疹
湿疹(皮膚炎)とは、皮膚に起こる炎症のこと。湿疹の特徴として「外見上、多様性に富む固疹が、時間的にも状態的にもみられる。」「病理学的にリンパ球などの炎症細胞浸潤がみられること」などがあげられるが、統一した定義をつけることが困難な概念である。
湿疹の三角形
湿疹の三角形は、湿疹として生じる固疹の形態(紅斑、漿液性丘疹、小水疱、膿疱、びらん、痂皮、落屑、治癒)を、通常とりうる経過を加えて表現した図である。慢性化する即ち治癒しなかった場合は皮膚の肥厚,苔癬化を呈する内容も加えられている。経過が一定ではなく様々なパターンをとることが分かる。一方、病因論的に見ると典型的湿疹は接触皮膚炎である。
湿疹を伴う疾患
- アトピー性皮膚炎
- 脂漏性皮膚炎
- 接触性皮膚炎
- 貨幣状湿疹
- 痒疹(注意:正式な概念としては成立していないが、同じ症状・経過をもつ疾患群としてまとめることが可能であり別記とする。)
急性湿疹と慢性湿疹
湿疹に関しても急性と慢性の分類がある。急性湿疹はかぶれである接触性皮膚炎、赤ちゃんの顔にできる脂漏性皮膚炎、老人の下腿に好発する貨幣状湿疹が含まれる。これらは治癒の転帰をたどりやすい。アトピー性皮膚炎は慢性湿疹に分類され苔癬化の転帰をとりやすい。
「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より引用。









